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IELTSライティングとTOEFLライティングの違い

IELTSライティングとTOEFLライティングの違い

IELTSライティングとTOEFLライティングの違い

学校の授業で英語のライティングの練習をすることはあまりないので、外国に留学する際にIELTSやTOEFLを受験する場合、受験者にとってはライティングの準備に苦労することがあり、「IELTSとTOEFLのライティングとの違いは」という疑問が関心事になることがあります。

IELTSでもTOEFLでもライティングのタスクは2つありますが、2つ目のタスクはIELTSとTOEFLとの間に本質的な違いはあまりないように思います。ある命題が与えられ、あなたはこれについてどう思うか意見を述べなさいというのが典型的なつまるところの出題で、受験者はIELTSの場合は手書きで、TOEFLの場合はパソコンへのタイプで自分の意見についてエッセイを書きます。好ましい段落構成などもIELTSとTOEFLでほぼ共通といっていいでしょう。タスク2のライティングのテンプレートについては他のページですでに記述したのでそちらの記事をご覧ください。 ⇒ アイエルツのライティング記事

タスク1はアイエルツとトーフルとの間で傾向がまったく異なり、IELTSではグラフの説明や地図、器具の描写などを求めることが多いのに対して、TOEFLではインテグレーティッド・ライティングと称して短いリーディングを読み、それに関連した講義を聞き(リーディングの内容に異論を唱えるパターンが多いです)、この講義の内容をリーディングの主張と対比しながら要約させるという形の作文になっています。

TOEFLのインテグレーティッド・ライティングで効果的な作文をするには、リーディングマテリアルを素早く読んで(リーディング)、次に音声の講義を聞き取って内容を把握して(リスニング)メモを取り、最後にこれらをまとめて効果的な作文をする(ライティング)という複雑なプロセスが要求される総合問題となっていて、かなり複合的な英語力が要求されます。

外国人にとって英語を聞き取るのだけでも大変なのに、備忘のためのメモを取っておくのは至難の業です。メモは英語で取るべきか日本語でとるべきかという悩みが起こりますが、頭の中で日本語に訳することに注意がとられてその後の聞き取りを逃してしまうなどの不利を考慮すると、できれば聞いたままの英語で筆記しておいたほうが得策のように思います。しかし、聞いた英語のつづりを悩んでいるうちにやっぱりその後の聞き取りを逃してしまう。。。

このようなジレンマを解消する大きな手立てとしては、文書で書かれている論点をまずはメモしておくということがひとつの方策としてあります。リーディングで展開されている主張(メインポイント、MP)と各論点(サポーティングアーギュメント又はサポーティングリーズンズ、SR)を英語できっちりとメモしておきます。講義ではこの各論点それぞれについて異論又は疑問を投げかける意見が展開されますから、講義の中で展開される議論をリーディングのメモの上に対比する形でそれぞれの論点を比較的手早く挿入することが可能になります。ライティング作成作業に備えて、メモにはできる限り各論点の「キーワード」を記録しておきましょう。

インテグレーティッド・ライティングの文書パッセージを3分以内に内容を把握し、詳細なメモを書き落とすにはある程度のリーディングスピードが求められます。リーディングスピードは、TOEFLに限らずすべての英語の読み物において最低200ワード(1分当たり)が必要と考えています。これより遅いスピードでは英検でもTOEIC、TEAP、IELTS、TOEFL、どの英語の試験であっても、あらゆる面から支障があります。TOEFLのインテグレーティッド・ライティングにおいては3分以内でパッセージを2度読んでメモを取る必要がありますから、200ワードのスピードが効果的に作業できるためのミニマムです。

なお、ライティングの評価には文章と語彙の多様性が重要なファクターのひとつですから、同じアイデアを述べる場合も同意語あるいは異なる構文を用いるなどして言いかえをしてリピティションを避けるということはタスク2のライティングと同様です。これはIELTSとTOEFLどちらにも共通です。

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