口コミ
福岡の英会話教室の口コミ
英会話 福岡 口コミ という検索ワードでインターネット検索すると、いろいろな英会話教室の口コミ情報が現れます、といいたいところですが、実際に「英会話 福岡 口コミ」あるいは「英語塾 福岡 口コミ」で検索したところそれほど参考になる情報はでてこないのが実情です。検索結果の上位にでてくるのは、これらの検索ワードを目当てにした英会話教室のリストサイトであったり、英会話教室自身やアフリエイト目的のサイト、自作自演の口コミサイトなど「口コミ」というワードを入れて人工的にオーディエンスを誘導している類のものが多く、第3者の方のほんとうの口コミ(ある英会話教室の利用者が純粋にサービスの質などについて好意的な記事を”書かずにおれず”に書いたもの)はネットの中ではとても少ないです。
口コミの効用
広告にはいろいろの形態があります。新聞、雑誌、インターネット、ちらし、ラジオ、テレビのスポンサーなどなど消費者の日常は広告であふれています。そして広告は安くありません。私は英会話教室を始めた後、広告をコストと考え、コストは終局的には利用者に負担していただくことになるので、利用者のためには広告をせず、いただいた費用を全てサービスに回して顧客満足につとめ、サービスに満足した顧客が他の方に情報を提供する、いわゆるWord-of-mouth advertisement;口コミをしてくれて次の顧客につなげる、という図を描いていました。
口コミは他の媒体に比べて非常に優れています。多くのマーケティングの専門家などがすでに唱えていることだと思うので、いまさらマーケティングのしろうとの私が繰り返してものいまさら感はありますが、口コミの第1の利点は、(広告費を出費して行っていないという意味で)無料という点です。次に、無料であることに起因することであるのですが、説得力があるという点です。信頼する友人の勧めであったり、また知らない人の口コミでも商品・サービスに対する評価(無償で勧めている行為なので、報酬を得て根も葉もないかもしれないサービスの広告ではなく、この人の実体験に基づく正直な評価)の信頼性が高いと思われることが一般的です。
マイヤー英会話でも口コミにより一定の成果はありましたし、創業後しばらくは口コミだけで生徒さんに参加していただいた時期が続き現在も新規の入会者を迎える重要な媒体であるのですが、しかし口コミには致命的な弱点があることに今では気づいています。
口コミの弱点
顧客はどんなに商品・サービスに対して満足しても、口コミはしてくれないのが普通という現実です。
頭書に書いたように、例えばネットで英会話 福岡 口コミと検索すると純粋な口コミというのはほぼゼロです。
口コミの弱点は、口コミしてくれることについて顧客に依存するしかなく、サービス提供者がコントロールできないという点です。
特に英会話教室の場合、サービスの質はクラスを担当する講師個人のパフォーマンスに依存する部分が多いのでなおさらのことです。英会話教室は講師を厳選し、頻繁なトレーニングをし、明快な授業についての指針を与え、快適な職場環境を提供することにより、講師のパフォーマンスを上げて顧客満足度を高めることができますが、サービス提供者によるサービスに対するコントロールは講師を経由する間接的なものになります。
口コミ率の向上策
サービスに満足した顧客を母集合としてそのうち口コミしてくれるお客さんの人数の比率を口コミ率と呼ぶとすると、(品質を上げる努力のほかに)口コミ率を上げる方法はあるのでしょうか。ここで難しい問題は、口コミ率を上げる、という方策を考えること自体、人為的な考えを導入することになり口コミというそもそもの性質に矛盾するのです。「お客さん、もし弊社のサービスに満足していただけたらお友達や会社の方にお話ししてください」、とか言い始めた時点でもうそれはもはや自発的な情報発信であるはずの口コミではなくなりはじめ、「口コミしていただけたらこれをサービスします」とかの口コミの誘導になるとそれはもうほとんど口コミをかたった有償広告になってきますので、これはできません。このように口コミ率を上げるという工夫は難しい。
口コミに代わるもの
福岡マイヤー英会話グループ(マイヤー英会話平尾校、マイヤー英会話姪浜校、英会話大名、英会話西新)では口コミ依存の宣伝から脱却し、順当な広告費を出費して妥当な広告媒体を駆使して事業を展開する方向に変えつつあります。口コミで教室を広げるというのは理想ではありますが、多くの理想同様に、現実に適応させた調整がないことには理想はたちゆかないこともあります。
マイヤー英会話|福岡
代表:永江俊一
PR:翻訳学校